キャンプ期間中、スキルテストは何回かに分けて実施されます。
テストは以下の4つが行われます。
- ボールコントロールテスト(リフティングなど)
- パッシングテスト(パス)
- シューティングテスト(シュート)
- ドリブリングテスト(ドリブル)
各キャンプ期間内でのスキルテストは、年齢別のグループに分けて実施。それぞれのグループから上位3人がその週の最終テスト(ウィークリー・ファイナル・テスト)に進出します。
ウィークリー・ファイナルでロフティド・パス(ふわりと浮かせたパス)のテストを行い、その点数を加算した合計で、各ウィークの上位3名(年12名)が世界ファイナル(ワールド・スキルズ・ファイナル)への出場権を得られます。
ワールド・スキルズ・ファイナルでは、午前中はトップコーチ(過去のケースだとユナイテッドのコーチ)のトレーニングを受けることができ、午後からテストになります。

次の動画は2010年のものですが、この時のゲストコーチは「ファーガソン監督の懐刀」とも呼ばれた、当時のマンチェスター・ユナイテッド1軍コーチで前フラム(日本だとフルハム・フルアムとも表記されることが)FC監督の、レネ・メウレンステーン(オランダ出身の方です。英語読みだとルネ・ミューレンスティーン)氏です。
ここで優勝すると、翌年のレジデンシャルへの無料招待(渡航費は別)などの各種特典を獲得できます。ヘッドコーチの推薦が出れば、プレミアリーグのスカウトへ連絡をとることもあります。
ちなみに、このテストはボビー・チャールトン・サッカースクールが最初に始めたものです。
BCSSAは歴史が古く、BCSSAが最初に始めた事柄が多いため、世界中の少年サッカースクールのモデルケースとされることが多かったようです。元をたどるとBCSSAに行き着くことも多いのではないでしょうか。
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