サッカー界の「レジェンド」サー・ボビー・チャールトンが設立し、デビッド・ベッカムはじめ多くのプロを輩出した、イギリスの少年サッカースクール「ボビー・チャールトン・サッカー&スポーツ・アカデミー(Bobby Charlton Soccer and Sports Academy / BCSSA) 」 。
世界中からサッカー少年少女が集まる1週間の夏休み合宿「サマーレジデンシャル(Summer Residential)」を紹介するブログです。2016年の募集は終了しました。2017年分は予約可能ですが、日程と価格は今秋の発表予定です。
2013年7月29日月曜日
リバー・マージーのほとりで
これは日本のロックデュオ「ノーバディ」による「マージー・ビート・メドレー」。
ノーバディはかつて矢沢永吉のバックバンドを担当していたミュージシャン2人で結成したロックデュオで、主に80年代から90年代に活躍。
現在俳優としても活躍中の吉川晃司のデビュー曲「モニカ」を作ったグループとしても有名です。
この「マージー・ビート・メドレー」は、彼らの音楽に多大な影響を与えた1960年代の音楽をメドレー形式にしたナンバー。
ビートルズ、ローリング・ストーンズ、ゾンビーズetc...60年代にリバプール発祥で世界に一大ムーブメントを巻き起こしたあの「マージー・ビート」です。
日本では「リバプール・サウンド」とも呼ばれ、グループサウンズ隆盛の契機ともなりました。
さて、次の地図を見て下さい。
大きな地図で見る
これは、BCSSAサマーキャンプ会場周辺の地図です。
真ん中を流れている小川、その名を「マージー」川といいます。
そう、「マージー・ビート」の由来になったリバー・マージーです。
マージー川といえばリバプールですが、実はその源流はマンチェスターなのです。
水源の一つはマンチェスターのストックポート。会場のパーズウッドから東に約2kmと非常に近いところにあります。
リバー・マージーはストックポートに始まり、河口はリバプール。全長は112kmで岡山の高梁川(たかはしがわ・111km)とほぼ同じです。
産業革命ではマンチェスターは紡績の拠点、リバプールはその積出港として発達したわけですが、その輸送ルートとしても使われ、マンチェスター市内にマージー川につながる運河が整備されています。
そのため、ユナイテッドのホームスタジアム、オールドトラフォードのちょっと北側の船着場もリバプールまでつながっています。
産業上、非常に重要な川ですが、なによりもビートルズに始まる「マージー・ビート」の由来ともなった「文化的」に重要な川でもあります。
キャンプに参加する小学生や中学生のみなさんにはちょっとなじみがないかもしれませんが、お父さんお母さんの世代からお祖父さんお祖母さんの世代なら知っている人は少なくないと思います。
いまなら中学生のおじいちゃんおばあちゃんあたりが直撃世代でしょうか。
出発前に一度聞いてみてはいかがでしょうか。話がはずむどころかすごく食いつくかも(笑。
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