サッカー界の「レジェンド」サー・ボビー・チャールトンが設立し、デビッド・ベッカムはじめ多くのプロを輩出した、イギリスの少年サッカースクール「ボビー・チャールトン・サッカー&スポーツ・アカデミー(Bobby Charlton Soccer and Sports Academy / BCSSA) 」 。

世界中からサッカー少年少女が集まる1週間の夏休み合宿「サマーレジデンシャル(Summer Residential)」を紹介するブログです。2016年の募集は終了しました。2017年分は予約可能ですが、日程と価格は今秋の発表予定です。


2015年8月26日水曜日

日本人ボビーズにむけて (2) 他国プレーヤーとの差異

色々な国、人種、言葉の子供たちがあつまるサマーレジデンシャル。

これだけバラエティに富んだ顔ぶれの中でサッカーをするのは、日本ではなかなか体験できないことです。「日本人が多数派ではない環境」は海外ならでは。

そのため、サッカーを入り口に、将来の留学への布石、海外旅行に慣れるための場、日本で学んだ英語を試す場などとしても御利用いただいております。

このイベントに参加する他国の子供たちは、どんな子たちでしょうか。
体格差など、よく聞かれることへの回答を交えながらお話しいたします。

本記事は現地で日本人スタッフが感じた「おおまかな印象」を中心に記述しています。
全体がこうだと決めつける意図はありませんし、善悪などの価値判断を含むものではありません。誤解なきようお願いいたします。

顔ぶれはその時々で変わりますが、アメリカ、ロシア、フランス、ドイツ、オランダ、スペイン、アイスランド、メキシコ、アラブ首長国連邦、南アフリカなど、世界中のいろいろな国から子供たちがキャンプに参加しています。

もちろん地元イギリス人も多いのですが、例えばリバプールなど、マンチェスター以外から参加してくる子も少なくありません。かつてベッカム少年もロンドンから参加していました。

人種的にはアジア・中東・アフリカ・欧州系といろいろな人がいますが、今の時代、外見だけでは出身国はわかりません。気にする必要もないですし、気にならなくなります。

体格は基本的にあまり変わらないと思います。個人差の範囲でしょうね。


もし差が出てくるとするなら、中学生以上、成長期に入ってからでしょうが、それも成長が早いか遅いか以上の差ではないように思いますし、もし体格差があっても克服したりカバーしたりする方法はいくらでもありますので、決して深刻なものとして捉える必要はありません。

そういった身体的な特徴よりも、むしろ「考え方」と「コミュニケーションの取り方」のほうが、日本と他国とで差が大きいところではなかろうかと思います。

両者いずれも「言葉」が大きく関係してきますが、この点もふくめて記事を改めてお話したいと思います。

(3)につづく

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