サッカー界の「レジェンド」サー・ボビー・チャールトンが設立し、デビッド・ベッカムはじめ多くのプロを輩出した、イギリスの少年サッカースクール「ボビー・チャールトン・サッカー&スポーツ・アカデミー(Bobby Charlton Soccer and Sports Academy / BCSSA) 」 。

世界中からサッカー少年少女が集まる1週間の夏休み合宿「サマーレジデンシャル(Summer Residential)」を紹介するブログです。2016年の募集は終了しました。2017年分は予約可能ですが、日程と価格は今秋の発表予定です。


2012年7月21日土曜日

イギリスにゲーム機はもっていける?


1週間のレジデンシャル中は、あまりゲームをやっている時間はないかもしれませんが、ゲームやミュージックプレーヤー、カメラなどをもって行きたい人もいるでしょう。

これらは持って行っても構いませんが、いくつか注意しなければいけないことがあります。


★荷物はえらびましょう。


1週間の合宿です。荷物は着替えなどでいっぱいになると思います。飛行機や車が多いとはいえ、ところどころ大きな荷物を持ち運ばないといけないときがあります。

できるだけ荷物は少なくしておき、ゲームなどのガジェットを持って行きたいときは、どれを持っていくのか絞り込んでおきましょう。

持っていった場合でも、こわれたり無くしたりしたときは自分の責任になります。あまり高価なものは持っていかないようにしましょう。



★ゲームのワイヤレスつうしんはオフに


期間中はゲーム機のワイヤレス通信をオフにしましょう。理由は2つあります。

  1. 飛行機では携帯電話やゲーム機など「電波が出るもの」はオフにする。
  2. 2.4Ghz帯域でのWi-Fiチャンネルのコンフリクト(干渉:かんしょう)。
まず、1については、航空法という法律で決まっています。ただし、通信だけオフにしておけば機内でゲームはしてもいいようです。(ただし航空会社や乗務員の指示に従って下さい。)

2については、ちょっと説明がむずかしいのですが、できるだけ簡単にいうと、その場に3台を超えるWi-Fiのアクセスポイントのあるところでは、電波がぶつかり合ってうまくつながらない現象がおきる可能性が高いのです。このあたりの詳しい解説は、この項の最後に掲載されているリンクをご参照下さい。

ゲーム機の場合、自分がアクセスポイントになる機能をもっていることが多いので、干渉の原因になりえます。(すれちがい通信、アドホック通信など。)

ホテルの設備(802.11g規格)の関係で、通信に干渉が起こりやすく、日本との連絡に支障が出る可能性があります。現時点では100%ゲーム機と言い切れるものではありませんが、原因の切り分けのため、当面ご協力いただければ幸いです。

なお、ゲーム機の場合、電源がオフになってるように見えても、通信電波が出ていること(たとえばすれ違い通信)もありますので、かならず設定パネル等から操作を行なってください。

できれば、日本にいるうちにオフにしておいていただけると助かります(現地で詳しい人間が対応できない可能性があるので)。各機種の方法については下リンクをご参照下さい。


参考リンク:

航空機内でニンテンドーDSシリーズ本体を使用する場合のご注意
http://www.nintendo.co.jp/ds/wireless_info/index.html

航空機内でPSP®(PlayStation®Portable)を使用する場合のご注意
http://www.jp.playstation.com/info/support/sp_20070823_notice.html

無線LANのチャンネル干渉 - パソコントラブルと自己解決
http://pctrouble.lessismore.cc/network/wirelesslan_channel.html

Wi-Fi普及でクローズアップされる「干渉」問題(1)
http://wired.jp/wv/2007/07/19/wi-fi普及でクローズアップされる「干渉」問題1/



★イギリスはコンセントがちがいます。


イギリスのコンセントの形は3本足のBFタイプと呼ばれるものです。

電圧は220-230V(日本は100V)、周波数は50Hz(日本は50または60Hz)です。


プラグの形が日本のものとは違いますので、変換プラグを使うことになります。

電圧については機器側に必ず使用電圧などが印刷または刻印されています。(左下写真参照)

ガジェット類は電圧が100-240Vとなっているものが多いと思いますが、それであれば変換器だけで大丈夫でしょう。日本の100Vにしか対応していないものは、変換プラグに加えて変圧器(トランス)が必要になります。

商品によっては海外旅行キットがオプションで用意されていますので、それを利用するのもよいでしょう。また、USB給電が可能な機器の場合、USB電源ユニットなどを活用する手もあります。



★バッテリーやチャージャーには注意が必要です。


爆発のおそれがあるということで、電池の種類によっては航空機への持ち込みが制限されます。最悪没収されることもあります。

一番注意が必要なのがパソコン、デジカメに使われることの多いリチウムイオン電池です。機器内蔵のものは問題ありませんが、予備はほとんどの場合持ち込み制限されます。できるだけ避けたほうが良いでしょう。予備バッテリではなく、コンセントからの充電などで対応するべきです。

一般の乾電池はまず大丈夫でしょうが、荷物を少なく、軽くする観点から、必要最小限にとどめておきましょう。

エネループなどの単1~単4タイプのものならニッケル水素電池なので大丈夫でしょう。スティックタイプやボックスタイプのものだとリチウムイオンを使ってる事が多いので注意が必要です。

ガジェットに内蔵されている電池に充電するためのアダプタ類はとくに問題ありませんが、前項のように変換プラグや変圧器が必要になります。

以上あくまでも一般的な内容ですので、事前にかならず搭乗航空会社のホームページ等でご確認されますようお願いいたします。



★プレイルームがあります。


午後9時から消灯までの時間、ゲームやDVDを楽しめる部屋を用意してあります。

ホテルの部屋にはテレビはありますが、プレーヤーはありません。イギリスはテレビの受像方式(PAL)が日本(NTSC)と違いますし、DVDやゲームソフトのリージョン制限の関係がありますので、日本からプレーヤーやソフトをもっていっても使えないことが多いので注意して下さい。

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