サッカー界の「レジェンド」サー・ボビー・チャールトンが設立し、デビッド・ベッカムはじめ多くのプロを輩出した、イギリスの少年サッカースクール「ボビー・チャールトン・サッカー&スポーツ・アカデミー(Bobby Charlton Soccer and Sports Academy / BCSSA) 」 。

世界中からサッカー少年少女が集まる1週間の夏休み合宿「サマーレジデンシャル(Summer Residential)」を紹介するブログです。2016年の募集は終了しました。2017年分は予約可能ですが、日程と価格は今秋の発表予定です。


2015年9月2日水曜日

マンチェスター名所案内(1) マンチェスター大聖堂

マンチェスターの観光地案内、第1回目はマンチェスターのシンボル、「マンチェスター大聖堂(Manchester Cathedral)」です。



市中心部から北へ行った、アーウェル川沿いのヴィクトリア通りに面しています。

中世に作られた大聖堂で、マグナ・カルタが発布された1215年(日本では鎌倉時代初期)にマンチェスターの領主、ロバート・グレスレット(Robert Greslet)男爵が自分の邸宅に隣接して建設したのが始まりです。



これまで何度も改修を重ねてきましたが、最大のものは第二次世界大戦中のドイツ軍による空襲被害の改修で、これには20年もの歳月をかけています。

しかもこの大修復は1996年のIRAのテロによる爆破で再修復を余儀なくされています。

教会といえば窓が特徴的ですが、第二次大戦中の被害で昔の窓は残っておらず、すべて戦後に修復されたものです。

現在ある窓のうち、レジメント礼拝堂にある「炎の窓(Fire window)」はこの戦争被害を忘れないよう作られたものです。


外観は石造りで内装は木造。

写真は入り口から見上げたところです。ちょっと切れていて申し訳ないのですが、ガーゴイル像が配置されています。


ステンドグラスが綺麗です。カフェが併設されていますので、一息つくのもいいかも。




装飾の細かさと美しさをご堪能あれ。


毎日行われている無料のツアーガイドに参加することもできます。


「天使の石(Angel stone)」。反射とピンぼけで大変申し訳ないです。
19世紀に南玄関の壁の中に埋まっていたのが発見されたもので、大聖堂が建つ以前の歴史を物語る貴重な資料の一つです。


大聖堂の周りはショッピングゾーンになっていますので、ショッピングの行き帰りにこのあたりを散策するのもいいかもしれません。

後日ご紹介する「チェサムズ図書館」もすぐ北側にあります。

サッカーファンの方なら、大聖堂の北東すぐのところにナショナル・フットボール・ミュージアムがありますので、セットで訪れてみてはいかがでしょう。


マンチェスター大聖堂

◎所在地

 Victoria St, Manchester M3 1SX

 電話:0161 833 2220 (日本からの国際電話は+44 161 833 2220)

◎開館時間

 平日:08:30-18:30
 土曜:08:30-17:00
 日曜:08:30-19:00

 復元工事や特別ミサの関係で変更されることがあります。

◎交通機関

 メトロリンク「マンチェスター・ヴィクトリア(Manchester Victoria)」駅すぐ
 自動車の場合はマンチェスターアリーナの駐車場(有料)に止められます。

◎ウェブサイト

 http://www.manchestercathedral.org/
 休館の場合がありますので、事前に必ず確認をお願いいたします。



今後、市庁舎、ロイヤル・エクスチェンジ・シアター、チェサムズ図書館、ジョン・ライランズ図書館、サルフォード・キーズ、科学産業博物館などをご紹介していきます。

また、番外編としてヨーク、湖水地方(ウィンダミアほか)もご紹介できたらと考えています。

お楽しみに。

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