サッカー界の「レジェンド」サー・ボビー・チャールトンが設立し、デビッド・ベッカムはじめ多くのプロを輩出した、イギリスの少年サッカースクール「ボビー・チャールトン・サッカー&スポーツ・アカデミー(Bobby Charlton Soccer and Sports Academy / BCSSA) 」 。

世界中からサッカー少年少女が集まる1週間の夏休み合宿「サマーレジデンシャル(Summer Residential)」を紹介するブログです。2016年の募集は終了しました。2017年分は予約可能ですが、日程と価格は今秋の発表予定です。


2016年2月24日水曜日

マンチェスター名所案内(8) ジョン・ライランズ図書館 〜 ネオ・ゴシックの荘厳な雰囲気

ちょっと前回から間があきました。
今回はジョン・ライランズ図書館(The John Rylands Library)です。

図書館としては、以前ご紹介した「チェサムズ図書館」に続き2つ目です。

ここは今から100年ちょっと前に建てられた比較的新しい建築物です。
外観は中世っぽい感じですが、当時流行した「ネオ・ゴシック」様式のものです。



マンチェスター市庁舎に近いので、市庁舎とセットでの見学プランはいかがでしょうか。



この図書館は、マンチェスター最初の富豪ジョン・ライランズ(1801-1888)が死去した後、夫人のエンリケタ・ライランズによって設立されたもので、10年の建設期間を経て1900年の元日にオープンしました。

その後、1972年にマンチェスター大学の図書館と合併し、イギリス有数の規模を誇る大図書館となります。現在はマンチェスター大学の管理の下で運営されています。

ここには、1800年前の「ヨハネ福音書」の一部(現存する最古の聖書の一部)や中世以降の著名人の肉筆資料などの貴重なコレクションが多数あり、常設展示や特別展示などで見ることができます。




建物自体が貴重な資料であり、保存・保護のため、ディーンズゲイト通りに面した正面入り口からは入れません。入り口は裏手にある近代的な建物(別館)側にあります。

内部もビクトリア朝ネオ・ゴシック様式で荘厳な雰囲気。


中央に様々な資料が常設展示されています。


ちょっと見にくいかもしれませんが、上にも階があります。


カフェや売店がありますので、のんびり1,2時間ほど見学するにはいいかも。

イベントや特別展示をやっていることがありますので、事前に公式サイトでチェックしくとよいでしょう。

なお、ここは「大学図書館」です。学習・研究目的の方も多く訪れます。
大きな音をたてたり、フラッシュをたいたり、他の利用者の迷惑にならないようマナーを厳重に守って下さい。


ジョン・ライランズ図書館(マンチェスター大学図書館)

◎所在地

 150 Deansgate, Manchester M3 3EH

 電話:0161 306 0555 (日本からの国際電話は+44 161 306 0555)


◎開館時間

 日・月 12:00-17:00
 火〜土 10:00-17:00

 大学図書館ですので、学生さん中心に多くの方が利用しています。
 日本国内の図書館同様にマナーを守って見学して下さい。


◎入場料金

 無料。


◎交通機関

 メトロリンクの最寄り駅

  マンチェスター・ヴィクトリア(Manchester Victoria)駅
  セント・ピーターズ・スクエア(St. Peter’s Square)駅


 シャトルバス

   ピカデリー駅、オックスフォード・ロード駅とヴィクトリア駅から
   シャトルバスが出ています。


◎公式ウェブサイト

 http://www.library.manchester.ac.uk/rylands/




0 件のコメント:

コメントを投稿